ドイツで住居探しに苦労している人に試してほしい、私が2週間でベルリンWGをゲットした方法

ZASSO LIFE

ベルリン移住5日目、harubohです。

 

ドイツへ行こうと思っていた頃から「ドイツでは住居探しが大変だよ~」とドイツに在住したことのある人から聞いていました。

実際に、生活情報ウェブサイトMixBの住居情報ページを見ると、

「部屋あります」の投稿が多いイギリスMixBに比べ、「住居探してます」という投稿が多いドイツMixB。

情報を発信している方のブログなどを読んでも「部屋探しが大変だった・・・」という声が多く見られました。

 

新生活のスタートにかかせない住居探しに非常に苦労させられるベルリン。

今回私は、スイスからベルリンへ移住をしたのですが、幸運にも2週間で住む部屋を決めることができました。

そこまで特別な方法ではないのですが、明らかに短期間かつ労力も控えめで決めることができたので

部屋探す時間がない!という方へ特におすすめです。

また、ベルリンだけでなく、ドイツへ移住される方全般におススメできます。

 

 

 

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ドイツでの住居探しが重要なワケ

 

ドイツでは、ドイツ国内からのビザ手続きや語学学校の入学、携帯電話のSIMカード購入など、様々な手続きに住民登録票が必要となります。

長期で滞在する場合は、ドイツに入国して約2週間以内に、これから住む市に住民登録をしなければなりません。

住民登録には、住居の持ち主からの契約書、もしくは本人に着いてきてもらうなどの証明が必要になり

手続きを行うと、住民として登録された旨の用紙をもらいます。

これが住民登録を行ったという証明になるので、これを持って初めて各種申請を行うことができるという

ドイツ生活の第一歩・・・とも言える住民登録です。

 

 

ドイツでの住居探しで代表的なウェブサイト

ドイツでの住居や求人などの情報を探す事ができるウェブサイトを挙げておきます。

 

MixB ドイツの生活情報・無料広告クラシファイド

WG-GESUCHT

ドイツ掲示板

 

 

・ドイツ生活は住民登録が初めの第一歩

・住居はウェブサイトで探すことができる

 

WG-GESUCHT以外は日本語のウェブサイトですが、今回は私が実践したWG-GESUCHTでのおススメ部屋探しをご紹介します!

 

 

 

WG-GESUCHTを使って部屋を探す

 

ドイツでフラットシェアのことをWG(ヴェーゲー:Wohngemeinschaftの略)と言います。

意味は、「共同生活」です。なんだか良い響き。

GESUCHTは「募集中」や「求む」という意味。

 

まずは、WG-GESUCHTに登録しましょう↓

WG-GESUCHT

 

トップ画面です。

ドイツ語が難しい場合は、画像の右上の方にあるドイツ国旗をクリックして英語に変更できます。

 

空き部屋の情報 ⇒ OFFERS / ANGEBOTE

部屋を探している人の情報 ⇒ REQUESTS / GESUCHE

 

空き部屋の情報を見てみると、部屋やフラット内の写真や家賃などの詳細を見ることができます。

気になる部屋があった場合は、広告を出した人に電話やメッセージで連絡を取る事ができるので

そこから質問や、内見の予定を立てたりができます。

 

登録は非常に簡単です。

REGISTRIEREN / SIGN UPを押して、名前、メールアドレス、パスワードを入力します。

 

これだけ!

 

この時のメールアドレスは、サイト内でのやり取りを行った場合にWG-GESUCHTのサイトからの通知が来るメールアドレスなので

日頃チェックするメールアドレスにしましょう。

これで、気になる部屋を探してメッセージを送ったり、自分のプロフィールを設定したりすることができます。

 

が、しかし・・・

 

送っても返事をくれない場合があります。

というか、返事が来ない率の方が高いと言えます。

友人は、50通ぐらい送って実際に内見までこぎつけたのは10件ぐらいだったと言っていました。

 

 

やることその1:WG-GESUCHTに登録する

 

 

 

 

ベルリンでの住居探しが大変な理由

 

そもそもなんでベルリンでの住居探しが大変なの?

というのも、住居を探している人がとても多いという理由が挙げられます。

募集も多いのですが、それ以上に部屋を探している人がいるのです。

Facebookなどでもベルリン部屋探しのグループがあるのですが、常に「部屋探しています!」と書き込みが上がっています。

そして、「部屋あります」の投稿には大量のコメントがついています。

さて、ドイツの住居探しはこれ!と言われるWG-GESUCHTに「部屋あります広告」を出した人のメールボックスはどうなっているか・・・想像つきますよね?

 

実際に、フラットシェアで住んでいる友人のフラットで1部屋空きが出たときに同様に募集をかけたときの話を聞きました。

募集をかけて1週間以内に20件以上も連絡が来たそうで、内見の予定も合わせないといけないし、メールに返信しないといけないしで

全てのメールを開くことは無かった、と言っていました。

 

電話番号が載っている場合もあるので、電話を掛けた方が確実性は高まりますが

これも、何十人から電話が掛かってきていると思うと、出てくれるかどうかはわかりませんよね・・・

自分に置き換えると、考えただけでゾッとする・・・

 

友人のように、根気よく大量にメッセージを送り続けて何件も内見に行って吟味するのも手ですが

この彼はベルリンに行ってからホステル暮らしをしながら内見に行っていたので

一旦ベルリンに入らないとこの方法は難しいかと思われます。

 

いつ部屋が見つかるか分からないままホステル代を払い続けないといけなくて

更に、格安ホステルに泊まっていたため運悪く現金を盗まれるという災難にあった彼は

寒い冬のドイツで、懐まで寒くなったと語っていました。

なんてサバイバーなんだ。

 

 

・ベルリンになだれ込んでくる人が多いので、住居探しが大変

・新しい住人を探す側も一苦労

 

 

 

自分で広告を出す!

 

これが実際に部屋ゲットの最短距離となった方法です。

ちょっと気合が必要ですが、ここで簡単に解説するのでぜひやってみてください。

 

先ほどのWG-gesuchtで登録をして、ログインをすると右上の方に自分の名前が表示されます。

そこから、My Ads / Meine Anzeigenをクリック。

そうすると自分が広告を出すページが出てきます。

そこの、CREATE REQUEST / GESUCH INSERIERENから「私が部屋を探しています!」という広告をREQUESTS / GESUCHEページに投稿する事ができます。

 

 

最初のページ

 

■City/Stadt:住みたい都市です。都市名を打つと入力候補がでてきます。

 

■Category/Rubrik:住居タイプ。下記のような種類があります。

⇒ Flatshares/WG-Zimmer:
フラットシェア。複数人で1つのフラットをシェアします。個人の部屋があり、キッチンとバスルームは共有。一番安く、簡単な方法です。基本一人用の部屋ですが、カップル可などのところもあります。

 

⇒ 1 Room Flats/1-Zimmer-Wohnung:
シェア無しの1ルームフラット。日本でいうアパートの1DKです。契約によっては提出する書類がある場合があります。

 

⇒ Flats/Wohnung:
寝室が2つ以上のフラット。カップルや家族、または友達とのシェアを考えている場合など。こちらも契約によっては提出する書類がある場合があります。

 

⇒ Houses/Haus:一軒家。

 

■Rent Type/Mietart:借りる期間のこと。
Long Term/unbefristet(長期)、Short Term/befristet(短期)、Overnight Stay-Übermacht(1泊滞在)

 

 

次のページ(広告の内容)

 

ここが一番大変なところですが、大切な部分なので頑張りましょう!

 

実際に、広告の内容を書いていきます。

何を書いていいか分からない場合は、REQUESTS / GESUCHEから他の人の投稿を見て

自分に当てはまる部分や、良いフレーズなどはどんどんパクりましょう。(嘘はダメよ)

言語は英語でもよいのですが、ドイツ語でも書いておくと返信率はアップすること間違いなしです。

 

大体みんな、自己紹介(名前、年齢、職業など)が最初にあって

その都市に来る理由や、生活パターン(仕事や学校など)や休日の過ごし方などを書いたり

趣味や特技など人柄が分かる部分も書いたりしています。

 

個人的には、自分だったらどんな人と住みたいか?どんな情報を知りたいか?と考えて一緒に住む人として過ごしやすいような内容を押して書くとよいかと思いました。

例えば、家では静かに過ごしたい場合は、タイトルに「静かで素敵なフラットを探しています」と書いたり、内容で「読書などをして静かに過ごしことが趣味」と触れたり

フラットメイトとも友達になり一緒にわいわいしたい場合は、「人と接することが好きなので、一緒に話したり料理をしたりしたい」と書いてみたりしてはどうでしょう。

本当は静かに過ごしたいのに、行った先がパーティフラットだったら例え住まないとしても内見に行く時間もお金も無駄です。

相手としても、やはりお互いの擦れ違いなく過ごしやすく住みたいはず。(中にはお金のための人もいますが)

 

たまに、犬猫などを飼っているフラットや、住民登録ができないフラットなどもあるので

アレルギーがあったり、住民登録が必要な場合はその旨も記載しておくとスムーズです。

「この人とは合いそうだな」と思ってもらえるように、どんな人物なのかが分かるような内容にすると良いと思います。(嘘はダメよ!再)

また、入居希望時期やどんなフラットが良いかなども、下の方で選択式で入力することができます。

全てを入力したら、投稿完了!

 

 

最後にもう一押し・・・

 

お疲れ様です!と言いたいところですが、最後にもう一押ししましょう。

 

My Ads / Meine Anzeigenのページから、自分の広告があることを確認します。

EDIT PICTURES / BILDER ÄNDERNから、自分の素敵スマイルを載せましょう。

 

欧州人は自分の写真を載せることにあまり抵抗のない様なので、みんなバンバン載せていますし(何枚も…)

写真がある方が、やはり写真がない人よりも安心して連絡を取る・・・と私も思います。

 

その写真も、やはり内容と同じような雰囲気をかもしだす写真が良いと思います。

静かに過ごすのが好きで・・・と書きつつ、パーティでうぇーい!ってやってる写真だと

「こいつほんとか・・・?」と思われかねません。

友達と飲んだりパーティが好きなことを隠す必要はありませんが

友達を家に呼んでパーティとかされたくない人もいるので、第一印象としては普通の写真(でもスマイル!)がおススメです。

 

 

やることその2:

・魂を込めた投稿内容の作成

・ステキ写真を添付する

 

 

 

気になる広告の効果は?

 

最初はぽちりぽちりと気になる部屋にメッセージを送っていた私でしたが、返事の無さに嫌気がさして広告を載せることにしました。

広告を投稿したその日に早くも2件、その後も1週間以内にもう4件メッセージが来て合計6件のコンタクトがありました。

私はたまたまだったのですが、投稿したのが土曜日の午後だったので閲覧する人も多かったのかも知れません。

 

ちなみに、他の人の新しい投稿に押されて下へ下へとさがってしまうので時間帯にも要注意かも!

下がってしまったら、ちょこっと編集などをして自分の投稿を上にあげるようにしましょう。

 

連絡をくれた人とやり取りをして、条件の合う2件と内見を予定してベルリンへ飛び

1日で回って1泊し、またスイスへ帰るというドタバタ内見をしましたが、おかげで部屋を決めることができました。

投稿してから、内見、決定までにかかった期間は約2週間です。

 

返信がきたらなるべく早い時期に内見を決めたほうが良いので、すぐに行けない場合は

先に渡航の予定を決めておいて、投稿に「○月○日から何日間渡航しているので、その間に内見できます」とか書いておくのもアリだと思います。

ちなみに、内見に行った時に会った部屋の保有者にも聞いたのですが

「部屋ありますって広告を出すのも色々書かなきゃいけなくて面倒だし、出したら出したでたくさんの応募が来るのも予想できたから、部屋を借りたい人の投稿から合いそうな人を選んでメッセージを送ることにした。」

と言っていました。

ということで、これは部屋提供者も、部屋を借りたい人も手間が少なくて良い方法だ!

 

※追記:この方法を進めて実践した友達も、すぐに内見が決まり部屋ゲットにいたりました!

 

 

・広告掲載後、1週間以内に6件のメッセージが!

・部屋が決まるまでの所要期間、2週間

 

 

 

まとめ

 

・投稿内容は、フレンドリーかつポライト(丁寧)に

・自分の絶対条件(アレルギー、住民登録など)は記載しておく

・投稿する時間に気をつけて、その後に1回は更新して上にあげてみる

・写真を載せる

 

以上のポイントを押さえて、ぜひWG-GESUCHTに投稿して最短で部屋をゲットしてください!

内容を考えたりと少し面倒なこともありますが、何十通もメールを送ったり、何件も内見に足を運ぶ手間を考えると効率もコストも良いと思います。

投稿をしておいて、更に気になる部屋にはメッセージを送ることを続けても同時進行で部屋探しを進めることができて良いですね。

 

少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです。

ドイツ移住が少しでもスムーズにいきますように!

 

また、この記事の内容ややり方など、疑問点やコメントがあればコメント欄か、お問い合わせよりご連絡ください。

上手くいった報告もぜひ聞かせて下さい♪

 

シェアハウスって実際どんな感じ?って方はこちらもご参考になれば幸いです。

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