By: Nick Webb
年度末で、日本の皆さんはお忙しい日々を過ごされているかと思います。
私も、日本とも契約があるので今月はスケジュールがパンパンになってしまい
なぜか海外の契約先からも今月はコンタクトが多く、日本語翻訳が絡むと日本の年度末にあわせてどこの国も忙しくなるのかな?と思いつつ。
忙しいことは良いことなのですが、一日がびっくりするぐらいあっという間に過ぎてしまいます。
在宅で働いていると、会社などで働いている場合よりも時間の感覚に鈍くなってしまうので、
忙しくなって時間にのまれないようにするには、日頃からの習慣が大切だな、と仕事に攻めたてられて改めて思いました。
ここでは、私なりに習慣づけている時間節約方法をご紹介します。(仕事の気晴らしも兼ねて)
気をつけていることは3つ
1.無駄をはぶくこと
2.同じルーティーンを作ってしまうこと
3.時間を見える化すること
1つずつ、具体例を挙げていきます。
1.無駄をはぶくこと
時間は平等に与えられた資源です、というように、1日24時間という時間を増やすことはできません。(時差のある国々を飛び回リ続ける以外には)
その決められた時間の中で私たちは生活をしているのですが、私自身「無駄な時間を過ごしてしまった」と反省することも多々あり、なるべく無駄をはぶいて生活ができるように心がけています。
例えば、テレビ。日本人はテレビが大好きです。
これは日本に滞在経験のある外国人の友人にも言われ、私自身日本へ一時帰国したときにも感じたことです。
私は日本で一人暮らしを始めた頃からテレビ無しの生活(PCとインターネットさえあれば不自由なかった)が身についていたので、海外で暮らすようになってからもテレビとは疎遠の生活をしていました。
ところが、日本へ久々に帰った時、友達の家や実家、親戚の家などを訪れた時にふと、「どの家でもテレビついてるな」と違和感を感じました。
家に入るや否や、なんとなくテレビをつけて、特に見たい訳でも無いけど時々見る。結果的にずっとテレビの前にいる状態が続いているような気がしました。
今時インターネットでほしい情報やニュースを知ることが主流であって、芸能人の離婚話などは自分の生活に必要ない情報かな、と思います。笑
というわけで、テレビは無くても生きていけます!
テレビの他にも、「なんとなく」していることが分かればそこをはぶくことによって必要な時間が確保できます。
携帯をサイレントにするとか、余計な通知をオフにするだけでも気を取られることなく作業に集中することができます。
2.同じルーティーンをつくる
次に、毎日の食事について。
これは、食べないわけにもいかないのですが、私は毎日食べるものをある程度決めておくようにしています。
これはどういうことかと言うと、
例えば最近は、朝はミューズリという日本でいうグラノーラの甘くないやつ(要はオーツ麦)に牛乳をかけたものを食べ、昼はサンドイッチが主流、といったように毎日「今日は何食べよう」と考える間をなくすということです。
これも一人暮らしが長いことや、海外生活で日本のように美味しいものが手軽に買えないという環境も手伝っているのですが。笑
特許翻訳の勉強を始めてから特に、家事や買い物もしないといけない日常的に発生する必須項目に費やす時間をいかに削るかを考えるようになりました。
最初は1日にまとめて数種類の料理を作り置き、冷凍できるものは冷凍しておくという作り置き作戦をしていたのですが
引越し先に電子レンジが無いので、解凍や温めに時間がかかる・・・
ということで、最近は同じメニュー作戦です。笑
(余談ですが、ドイツ人は電磁波を嫌う人が多く電子レンジを持たない家が多い・・・こっちはオーブンでスロークッキングとかやってる暇ないので、って感じですが余計な電力などを使わず生活しようという志向は素晴らしいと思います。)
とは言っても美味しいものは食べたいし、健康も気になるので、手間がかからず栄養が取れて美味しいもの、を目指しているのですが
良いレシピにハマるとしばらく同じメニューでも飽きず、同じメニューを少しずつ改良したりして楽しんでいます。
同じメニューと言いましたが、少しずつ変身できるメニューがおススメです。
例えば私がこの冬にハマっていた晩御飯はチキンスープでした。笑
大きな骨付き鶏モモ肉を買い込んで煮込むだけの簡単さと、野菜を一緒にたくさん取れるので栄養面でもおススメで
更にスープを作っておくと、そこから牛乳を入れてシチューにしたり、トマトソースなどを加えてパスタソースに変身させることなどもできて、1週間はスープベースで過ごせます。
このような簡単メニューを持っておくと、買い物をする時もあれこれ買わずに毎回同じものを補充するだけなので、スーパーをうろうろする時間も短縮できます。
これで、「何つくろっかな~」の時間と、「何買おうかな~」の時間を削ることができます。笑
また、私は在宅で仕事をしているので何時に起きて何時に寝ても良い状態なのですが
毎日同じ時間に起きるようになっています。
不規則だった時代もありましたが、規則正しく起きることを習慣化すると体の不調にも気づきやすかったりするので気をつけるようにしていると、目覚まし無しでも起きるようになりました。
なんだか起きれない時は、身体からの警告だと思って早めに対策を取ります。笑
3.時間を見える化する
私は昔から寝る前に日記帳をつける習慣があるのですが、他愛のないことを書いていても1日を振り返るという行為をすることで、
「あ、明日はこれもやらないと」など明日のスケジュールも思いつくので、ついでに明日やることリストを別の紙に書きだしたりしています。
やることが分かっていると、大体どのぐらいの時間が取られるかも予測できます。
今まではやることリストを壁に貼ったりしていたのですが、最近コルクボードを手に入れたので机の上に立ててそこに貼っています。かなり便利。笑
また、これは時間管理に関連しますが、以前も記事にしたポモドーロタイマーを使って仕事をすると、自分がタスクにかかる時間を計れて良いですよ。
参考記事:時間管理が苦手な方へ-ポモドーロテクニックを使った時間管理術がおススメです
目で見える状態にすると、わざわざ手帳やエクセルをひらかなくても良いので自分へリマインドする時間も短縮できます。
うまく使えば、時間はいつも十分にある
と言ったのはゲーテですが、年度末で仕事に追われている方や
日頃の時間の使い方を見直したいなという方などに、少しでも参考になれば嬉しいです。
また、おススメの時間節約術があればぜひ教えていただきたいです。(目下時間に追われている私)
私事ですが、来月初旬に東京へ行くのでその準備もありバタバタしてますが、
春めいている日本が楽しみでもあります。(ドイツは未だに時々雪が降っています・・・寒涙)
東京はいつまで桜が咲いているんだろう・・・
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