【ビジネス英語】メールで使われる略語5選!意味と例文あり

ビジネス英語

ビジネス英語メールで見かける大文字のみで書かれたアルファベット…一体何の意味??

と混乱してしまいますよね。

私も仕事でビジネス英語メールを受け始めた時は、謎の専門用語のような略語たちを見て「こんなこと学校で習わなかったけど?」と混乱することもしばしばありました。

この記事では、ビジネス英語メールで使用されることのある略語をご紹介します。

 

 

 

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英語の略語とは??どんな時に使われる?

 

略語:Abbreviation

頭文字:Acronym

頭文字語:Initialism

 

Abbreviationは意味そのまま「略語」のことで、フレーズや単語を短くして頭文字のアルファベットのみで記されたものです。

友達同士や若者が使う略語やスラングで”LOL(Laugh Out Loud)”などがありますが、ビジネスメールでも使われている略語があります。

 

丁寧なメールや文書などでは用いられませんが、気の知れた同僚や他社のプロジェクトメンバーなどとのメールでは使用されることがあります。

また、WhatsAppやショートメールなどスマホからのメッセージでもよく用いられています。(要は打つのが面倒くさい)

 

ただ、結局は「略語」なので場合によってはカジュアルすぎたり失礼な印象を与えることもあるので、個人的には多用することはおすすめしません。これは日本語でも同じだと思います。

この記事では、あくまでビジネスメールで使用される略語を理解して、ビジネスメールが読めるようになることを目的として紹介しています。

 

  • 英語で略語は”Abbreviation”
  • 気の知れた間柄でのビジネスメールやスマホでのメッセージで用いられる
  • 丁寧なメールや文書では用いられない

 

 

 

FYI : For Your Information

 

FYIはビジネス英語メール問わず、WhatsAppなどのチャットや友達同士のメールでもよく見かけます。

 

 

FYIの意味は??

 

FYI = For Your Information

意味:ご参考までに

 

 

FYIの使用例

 

主な使用場面は、メールに関連した資料やデータを参照しておいてほしい時や、メールに追加の情報がある時などに「ご参考までに…」と注意を引くためにFYIを使用します。

 

  • FYI, the monthly sales report is attached to this email.

→ ご参考までに、月次売上報告書をメールに添付します。

 

ちなみに会話でも「エフ・ワイ・アイ…」と言う人もいますが、主に文面で用いられるイメージです。

 

 

 

ASAP:As Soon As Possible

 

ASAPも、ビジネスメール以外のカジュアルなメールやチャットでもよく見かけます。

 

 

ASAPの意味は?

 

ASAP = As Soon As Possible

意味:早急に

 

 

ASAPの使用例

 

相手からの回答や資料が早急に欲しい時などに使用します。

  • Could you please return the signed document ASAP?

→ 署名済みの書類を早急にご返送いただけますでしょうか。

 

使い方によっては「なるはやで!!」という感じにちょっとカジュアルまたは強い印象を与えてしまうことも。同僚や気の知れた仲なら良いですが、顧客に「早急にお願いします」と強引さをもたせずに書きたい時は、別のニュアンスで書くことをおすすめします。

 

読み方は「エイ・エス・エイ・ピー」または「アサップ」または「エイサップ」。

会話で用いる人もいますが、文面で見ることの方が多いかな。

 

 

ASAPを丁寧に言うには?

  • as soon as possible
  • as soon as you can

 

略さないだけでも印象は変わります。特に、英語で書く際に強調したり強い表現で大文字のみで書く場合もあることから、大文字が並ぶだけでもちょっと威圧感を感じることも。

語尾に”, please.”とつける(”as soon as possible, please.”)または前に”Please”をつけても丁寧になります。

 

 

 

ATM:At The Moment

 

ATMってお金をおろすところ?…ではありません。

 

ATMの意味は?

 

ATM = At The Moment

意味:現時点では

 

ATMの使用例

 

「今は」「現時点では」と言いたい時に使用します。

  • I am very busy ATM but next week we can arrange a meeting.

→ 今はとても忙しいのですが、来週ミーティングを予定できます。

 

 

 

TBA:To Be Announced

 

これはビジネスメールや資料、表、スケジュールなどでも見かける略語です。

 

TBAの意味は?

 

TBA = To Be Announced

意味:未定、未発表、追って通知される

 

TBAの使用例

 

まだ決まっていない事柄や予定などに対して使います。「追ってお知らせします」という感じ。

  • The meeting will be on Monday 26 April, time and venue TBA.

→ 会議は4月26日(月)になります。時間および場所は追って通達します

 

 

 

e.g.:exempli gratia (for example)

 

ちょっと待って何語?って感じですが、これもメールや資料などでよく見かける略語です。

 

 

e.g.の意味は?

 

e.g. = exempli gratia(=for example)

意味:例えば

 

はい、ややこしいですがこれはラテン語なのですね。

ラテン語なので英語話者は”exempli gratia”とは読まず、もし読むとしたらそのままアルファベットで”e.g.”と読むか”for example”と言い替えます。

 

 

e.g.の使用例

 

「例えば…」と例に挙げていうときに使います。”For example,”や”such as”と言いたい時に代わりに”e.g.”を使うことができます。

  • We require only the basic presentation materials for the next workshop (e.g., Company Introduction PowerPoint, Marketing Research Checklist).

→ 次回の研修会では簡単なプレゼン資料のみ必要です。(例:会社概要パワーポイント、市場調査チェックリスト)

 

 

略語の意味を聞くときのフレーズ

 

略語がわからない場合は、相手や他の英語話者に聞いてみましょう。

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥。

 

  • What does XXX mean? → XXXって何て意味?
  • What does XXX stand for? → XXXって何を表している?
  • What is XXX short for? → XXXって何の省略?

 

 

 

まとめ

 

今回は、ビジネス英語メールで使われる略語を紹介しました。

冒頭にも書きましたが、使用する場面や使い方によってはカジュアルで失礼な印象や、強い言い方のように読めてしまうこともあるので使用する際は親しい相手や同僚に用いることをおススメします。

 

これ以外にもまだまだ略語は存在するので、追記または別記事で紹介していきたいと思います。

ビジネス英語メールを読む際に、お役に立てれば幸いです。

 

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