お疲れ様です、harubohです。
様々なドタバタを理由にブログからも遠ざかっていたのですが、
講座を受けてから「ホントやなー」と思うことが多かったので今日はそのことについて書きます。
チェッカーとして参入するということ
数ヶ月前に初めて受けたトライアルにチェッカーとして受かり、特許バリバリではないですが
色々な翻訳のチェックに携わり、たまに特許の一部もという感じなのでまだまだな状態です。
それでも、チェッカーをしながら翻訳された文章を読むことは、講座でも言われている通りとても勉強になります。
それとともに、自分が今まで明るくない分野でも案件をきっかけに参入する良い機会です。
チェッカーだけで生きていくのはハードだと思いますが、
それでも自分の勉強のため+お金が発生するという意味では、得る者は多いと思います。
チェッカー案件から翻訳案件に
先日受けたチェック依頼の話です。
技術関連の書類で、今までにない量のチェックが送られてきたのでそれはもうやる気満々で挑みました。
別からの仕事もしていたので、添付ファイルが開けることとメール内容をサクッと確認して承諾の返信をしました。
受けていた件がひと段落したので、早速依頼された案件に取りかかることに。
が、しかし。
・・・・・あれ?
・・・・・・・・・日本語がおかしい。
・・・・・・・・・・・・・どういうこと?
そこには、誤訳とかのレベルではなく、Google翻訳のレベルでもなく、ちょっとぶっ飛んだ文章の羅列が並んでいました。
人の翻訳にケチつけるなんて身の程を知れ!と怒られそうですが
本当にそういうレベルではない翻訳でした。
どうやって訳されたのか全く謎でしたが、とにかくこれをチェックしろ(むしろどうにかしてくれ)ということでした。
依頼されたメールをよく読むと、先方も日本語がおかしいことには気づいている様子。
うーん・・・
と、3分くらい固まってしまいましたが、強硬手段で全部訳しなおすことにしました。
「こんなのできません!」って慣れた人なら言うかも知れませんが
トライアルがんばって受かった矢先だったので、やれるだけやってみよ、と取り組むことに。
少なくとも、元の翻訳は超える自信はありました。
というか、本当にそれだけでやりました。
そして、納期に間に合わせて「訳しなおす箇所が多かったです」と一言(いや、二言ぐらい)を添えて納品しました。
変更履歴を残していたので、文書は赤の海に・・・
すると、同じ案件の後半部分、恐らく元の翻訳者さんに頼んでいない最後の部分の翻訳依頼がきました。
その納品後、更に別の部分も再翻訳することになり
全部の翻訳に携わる結果に。
なかなか予期せぬ出来事で、毎日しんどかったですが納品を終えたところです。
改めて、やっぱり特許翻訳がしたいと思った
これも、講座内で聞いていたことだったので「こういうことか・・・」と身を持って経験したのですが
特許に比べて、技術書は範囲が広すぎる。
ハゲるかと思いました。いや、知らずにハゲているのかも知れません。
翻訳中に、何度も特許明細書が恋しくなりました。笑
もちろん、特許翻訳に関しても専門知識が必要になるのですが
もっと的が絞られているというか。
特許明細書と比べるとボリュームは無いものの、非常に疲れました。
また、言葉のバラエティにも悩まされました。
もちろん自分が技術書に慣れていなかったこともありますが、ドイツ語では同じ言葉が使われていても
日本語では様々な表現があるので、苦しめられました。(これは英語でも同じ)
それでも学び多い案件になった
なんだかつらつらと書いてしまいましたが、
こんな感じでチェッカーをしていたら翻訳案件になったという
棚ぼた?なこともあるので、いきなり翻訳者としての参入が難しくても
チェッカーからの参入はおすすめだと言えます。
もちろん、いざぼたもちが落ちてきた時にうまくキャッチできるように、日頃からの特訓も必要ですが・・・
明日に活かせでがんばります。
特許ぼた餅が来たらキャッチするぞ。
また、ボリューミーな案件が来た時のスケジュール管理なども体験型で学びました。
ちょっとした翻訳やチェック案件は、数時間~2,3日が納期なので
ご飯後回しですぐやる!
と、体育会系(?)に処理していたのですが
量が多いとそんなことしていたら心が折れることに気付いたので、
時間管理やペース配分なども、翻訳練習をする時などに一緒に気にしてみると
本番で慌てないだろうな、と思いました。
参考になるかわかりませんが、harubohって消えたかと思えばなんかもがいてんだな、
と思ってもらえれば幸せます。
明後日に引っ越しをするので割と気が狂いそうですが、また身辺が落ち着いたら勉強も再開します。
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