ドイツではハーブティー、イギリスではクランベリー

   

By: Carlos Martinez

 

お疲れ様です、harubohです。

どうでも良い話ですが、膀胱炎でここ数日もだえ苦しんでおりました。

私の人生における苦しみランキングトップ5に入る膀胱炎。

 

苦しみがてら、今回膀胱炎について今一度調べてみたのでまとめておきます。

何やら爽やかなタイトルとは裏腹に、下の話しかしませんがご了承ください、、、

 

そもそも膀胱炎とは?

 

膀胱炎は、主に細菌性の感染症で、発症するのは男性より女性が多数を占めています。

「それって・・・」と言われることがあるのですが、性病ではありません。

原因となる菌は、8割が大腸菌と言われていて

その大腸菌が膀胱に入ってしまい、菌が増殖し、膀胱内に炎症を起こします

放っておくと、腎臓にまで菌が上がってきて腎盂腎炎になってしまう、、、

という、何とも恐ろしい病気なのです。

参考:膀胱炎は悪化するとどうなるの?-ヘルスケア大学

 

要するに、大腸菌が膀胱内にとどまり繁殖することが炎症の原因なので、代謝の良い人はかかりにくく

代謝が悪い、また水分補給をあまりしない、トイレにあまり行かない人はかかりやすいということ。

また、女性が膀胱炎にかかりやすいのは、

男性と比べると尿道の長さが4~5分の1ぐらいしかないので菌が膀胱に入りやすいことや、

冷え性などで身体が冷えやすい体質が多くみられることが挙げられます。

 

一度発症すると、かかりやすくなってしまうらしく

私は20代前半で初めてかかり、それ以来年に数回、主に免疫力が低下している時にそれは訪れます。

もともと体温が低く、冷え性かつ水分をあまり取らずトイレに行く癖がない私は

膀胱炎かかりやすさチェック項目に全部チェックがつく勢いで

むしろ膀胱炎体質と言えるくらいなのですが。(そんなのは嫌だ)

日頃から気を付けてはいるものの、気を抜いた時にやられています。

どれだけ狙われている、私の膀胱。

 

主な症状としては、

・下腹部の痛みや違和感

・排尿時の痛み(これがツラい)

・残尿感や頻尿(これもツラい)

・ひどいと血尿

などが挙げられます。

これはかかったことのある人にしか分からない苦しみなのですが、それなりのツラさと

かかると簡単には治せないので、本当に厄介な病気だと思います。

 

 

日本での治療方法

 

抗生物質で3~5日で治るのですが

抗生剤は病院でしか手に入らないので、いちいち病院に行って処方してもらわないといけません。

 

膀胱炎を「予防」するサプリのようなものを試したことはありますが、即効性はもちろん無く。

発症してからでは手遅れ、病院行きというのが日本での現状でした。

女性の場合、婦人科で診てもらえるのですが、近所に泌尿科しか開いていなかった時は

泌尿科の重いドアを押したこともありますw

検査内容は、尿検査であっさりと「膀胱炎ですね~」と診断されます。

 

さて、海外では一体どの様に苦しんだのかといいますと、、、

意外にも、日本より解決策が多かったのが結論です。

 

 

イギリスでの予防法

 

「膀胱炎」は英語で「Cystitis」。なんて読みにくい病名。

 

イギリスでは、BootsやSuperdrugというドラッグストアがあり

シャンプーから風邪薬などの日用品を購入することができます。

 

とは言え、一度熱が出たときにドラッグストアで買った風邪薬が強すぎて

熱が急激に(しかも平熱以下まで)下がり、逆にクラクラするはめになり結局数日間は動けなかった

という経験から、あまりイギリスの薬を信用していませんでした。

 

そんな劇薬が普通に販売されているイギリスですが、

膀胱炎の薬なるものも普通に陳列棚に並んでいました。

 

 

見るからに、「クランベリー配合」の薬。

他にもさまざまな種類の薬が販売されていますがクランベリー配合のものが大多数。

イギリスでは、病院でもクランベリーを用いた膀胱炎予防法を勧められるというほど

クランベリーが膀胱炎予防に役立つとされています。

 

具体的には、クランベリーが含むキナ酸(quinic acid)という成分が

体内に入ると肝臓で代謝され安息香酸となり

それからグリシン抱合を受け馬尿酸へと変わります。

この馬尿酸が膀胱内で尿を弱酸性に保ちます。

と、なんやら探していたら特許にあたりましたw

公開特許公報(A)_尿路感染症の治療剤

プルーンも効果的なようです。

 

要は、大腸菌は酸性に近い環境で生きていくことができないので、

尿を弱酸性に保つことで大腸菌の生存そして増殖を防ぐことができるということです。

ちなみに尿を弱酸性に保つことで、尿路結石の予防にもなるということなので

男性も他人事の話ではありません。

参考:膀胱炎予防・美白対策にクランベリー! – All About

 

ただ、予防としては勧められていますが

既に発症している場合の即効性はありません。

私もクランベリー系の錠剤を数種類試してみましたが、すぐには治らず

じんわりとした効果でした。(数日かかるので、緊急の時はおススメしません)

 

とは言えイギリスに住むと医療費はかからないので、GPというかかり付け医に登録すれば

診断や簡単な検査にお金はかかりません。(薬にはお金がかかります)

 

 

ハーブティーで病気を治すドイツ人

 

一方ドイツでは、膀胱炎用のハーブティーがあります。

ドイツ人は、何の病気でもとりあえずハーブティーで治そうとするので

Margen-Darmtee(胃-腸茶)や、Hustentee(咳茶)など

ドラッグストアに様々な症状用のお茶が並んでいて面白いです。

 

同居人のドイツ人も、誰かがが咳やくしゃみをしていると

「お茶を飲んだ方がいい。」

お腹が痛いというと

「お茶を飲んだ方がいい。」

と、何かとお茶を勧めてきます。

 

最初は、お茶お茶って英国人でもあるまいし、、、と思っていたのですが

このハーブティー、というよりも薬草茶、という方がしっくりくる感じで

なかなか即効性もあり、尚且つお手軽に入手できるので

今では私もドイツ人にならえでお茶を常備しています。

 

医療は信頼できるイメージのあるドイツですが

ハイルプラクティカーと呼ばれる自然療法士が、国家資格として認められていたり

オーガニック製品もそこまで高くなく庶民の生活に取り入れられていることから

割とナチュラル志向な人が多い印象があります。

なので、病気にかかっても少々のことでは病院に行かず

苦しみながらもビタミン剤やお茶で治そうとしています。w

 

ちなみに膀胱炎用のお茶は、

Nieren-Blasentee(腎臓-膀胱茶)という、これまたいかにもな名前w

ただ、薬草茶という名にふさわしく、味の方は割とマズいです。

苦い、というより独特の風味があって後味がなんだか甘い。

漢方より強烈ではないけど、ティータイムにお菓子と一緒に添えられるお茶ではないことは確かです。

なのでハーブティーだからといって、味や香りの癒しを期待してむやみに買ってしまうと

ちょっとツラい感じになってしまうので、お土産選びには慎重になった方が良いと思います。

フルーツ、とかリラックス、とか想像のつく名前は想像通りのハーブティーですが

臓器の名前がついたお茶にはご用心を。

(でも膀胱炎もちの人へのお土産にすると喜ばれること間違いなし!)

 

これはスイスでの私の救世主ですが、

こんなパッケージでも中身は「膀胱茶」です。w

ちなみにスイスでは公用語が地域によって違うので

パッケージや説明書にはドイツ語、フランス語、イタリア語の3ヶ国語が表記されています。

作成大変そう、、、

 

ドラッグストアよりも専門的な薬は薬局(Apotheke)で入手することができます。

膀胱炎用の薬も薬局で手に入れることができ

「膀胱炎でしんどいんですが」と薬局の人に言うと

「これでも飲みな」と出してくれたのがこちら。

抗生物質は含まれておらずあくまで抗菌・殺菌成分が配合されているこの薬ですが

これは2~4日で治りました。

膀胱茶と併用すると効果大かと。

 

ちなみにドイツ語で膀胱炎は”Blasenentzündung”

一見とんでもない単語のようですが、Blasen-膀胱+Entzündung-炎症なので

それぞれの単語を知っていたら案外わかりやすいですw

 

 

まとめ

 

膀胱炎にかかってしまった場合は、可能であればとっとと病院へ行くことをおススメしますが

あらゆる事情で病院へ行けない時は、

 

・水分をたくさん取りこまめにトイレへ行く

・お腹をあたためる

・クランベリーなどキナ酸が含まれているものを摂取する

・疲れをとる

 

を徹底すると、初期の段階であれば自力回復も可能です。

膀胱茶が無くとも、紅茶やコーヒーは利尿効果があるので代用できます。

でも、膀胱炎ではない別の病気の可能性や、悪化の恐れもあるので

膀胱炎とみられる症状でも、一度は病院に行くことをおススメします。

 

イギリスやドイツでは、抗生物質を取らなくても治す方法があるので

薬に頼らない治療法があるのは良いなぁと思いました。

日本でも普及したら良いなぁ、特に膀胱茶。

 

我ながら、膀胱炎のプロかよ(そんなのは嫌だ)と思いながらこの記事を書いているのですがw

かかるとホントにツラいので、、、どうぞお気を付けくださいませ。

 

 - 海外生活あれこれ , , ,